美山の風景(その12)納谷


2008年5月


  廃集落を結ぶ林道。林業と、それからオフ者くらいしか通るものはいないであろう。

 神崎集落から円原川を遡ること約5キロ、右(南)へ分岐したところが納谷である。

 平成14年度とあるので、比較的新しい林道のようである。










 基本はダート、勾配が激しく路面崩壊必死な箇所にだけコンクリートで簡易舗装をしてある道を登っていくと、切通の峠に到着。道幅が広いのは無論ここだけである。


 納谷のダートは、地図ではそのまま点線になって消えていくのだが、実際には柿野谷西洞までつながっている。

 リンクの地図を拡大すると双方から来た道がつながりそうななっているのが分かると思う。それが実際につながっているのである。

 何もこんな所をつなぐ林道を造らなくてもとは思うが、部外者には分からない何かがあったのであろう。
 おかげで一つ林道が楽しめたので良しとする。

 元々、双方をつなぐ作業道(登山道程度のもの)が現道からややそれたルートで存在していたらしい。どうやらこの林道は、その代替のようなのである。


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