天王山登山と弥十郎の滝(その2)弥十郎の滝


2008年11月10日
 

  月曜日、授業参観の代休に合わせて休暇を取った。終日ゴロゴロでは能が無いので、午前中は大矢田神社で紅葉狩りがてら天王山登山、午後からは美山へ弥十郎の滝を探しに行った。

 午後からは美山の秘瀑、弥十郎の滝へと向かう。大矢田神社からは30分くらいの位置にあるのだが、これが秘境の滝なのである。
 どのくらい秘境かというと、秘境すぎてほとんど情報が無い(笑)。
 
 今春にKDXで入口までは来ているのだが、滝まで行くのは初めてである。


 およそハヤブサには向かない道をタンデムで走行。どんな道であったかは左写真で想像して欲しい。












 これが滝への分岐の道標(リンク地図の矢印の辺り)。滝まで300mとある。












 何となく道が付いているように見えるかもしれないが、最初の50mほどだけである。あとは獣道ですらない…



 擱坐、放棄された重機を発見。
 凡そここまでの道は到底これが入り込める程の道幅は無い(現在では)。一体全体、どうやって入り込んだのであろうか?











 滝行の一番の難所。最早道は無く、ほとんど沢登である。岩に生えた苔が滑るので、危険極まりない…(できればヘルメットを被りたいくらいの気持ちである)。

 ちなみに、ここへ来る途中で右手に登っていく沢と、斜面にへばりつく樵小屋も見つけた。










  300mとは思えない時間をかけて到着した滝は2段になっていて、これはその上側である。落差は30mくらいであろうか。見通しが悪く、全容を掴むのは無理である。
(左は全景、下は落ち始めの辺りである)

















 これは下段側。2〜3mの落差である。















 この後、上段の滝壷を見ようと崖をよじ登ったのであるが、危険なため断念。万が一転落して大怪我をしても、携帯電話の電波すら届かない山奥では如何ともし難いのである。

 父子ともども、冒険心を満足させた一日であった。


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