茨川と多賀
2012年5月12日



 2009.5に三重県の廃村、茨川と多賀を訪問したのだが、下調べの不足等もあって見逃したものが幾つかあることに後で気づいた。その後、仕事の事情でなかなか機会に恵まれなかったのだが、3年経ってようやく再訪することができたので、記録を残しておく。


 いきなりだが茨川。新装開店なった国道421号(そのうち旧道をレポートするつもり)三重県側から、トンネルをぬけて間もなくのところにある分岐から、茨川林道を10km北へ入ったところにある。













 で、何が見たかったかというとこの神社、村の鎮守の氏神様だ。
 前回訪問時、帰って地図をよく見直していて、見落としたことに気づいたのだ。
 朽ち果てた感じがしないのは、未だ手入れされているからだろうか。











 続いて霊仙今畑。
 地図では、家の記号こそあるものの、そこへ至る道は点線(歩道)すらない。従って見落とした(言い訳)のだが、今畑へは落合から少し南へ戻って、バス停の横から登山道を上がっていく。

 10分ほどすると、斜面の上の方に何か見えてきた。










 斜面を階段状に切り取って、家が建っている。家は順番に土に帰ろうとしているが、寺(宗金寺)があるので、時々人は入っているようだ。






































 そして最後は本日のハイライト、明幸にある鳥居本小学校武奈分校跡。
 明幸は、男鬼と武奈の間にある、今では地図上から名前も消えてしまった小集落である。












 石碑の裏には平成二年三月三十一日廃校、とある。

















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