江戸東京たてもの園(その1)建物編 東京出張のついでに、江戸東京たてもの園へ行ってきた。 【(その2)乗物編へ→】
2009年1月23日
またもや東京出張、またもや道草である。今回は江戸東京博物館の姉妹編、武蔵小金井にある江戸東京たてもの園へやって来た。大正から昭和にかけての家屋と乗物が展示されており、時折、記憶の奥底から蘇るものがあったりして懐かしいのである。
客先のある東京北区十条から江戸東京たてもの園がある武蔵小金井まで電車で40分、そこから徒歩で20分、〆て1時間である。
江戸東京たてもの園は、先日行った江戸東京博物館から建物の展示を分離した博物館であり(だったと思う)、主に大正から昭和にかけての家屋を保存展示してある。物によっては非常にノスタルジーをそそられるのである。
園は小金井公園の中にある。今年は暖かいとは云え木々の葉は例年の如くすっかり落ち、寒々としているのである。(とは云え、岐阜に比べれば随分と暖かい)
入園料400円成を支払い、中へ入る。一際目立っているのがこの建物。
墓場の鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎の初期のタイトル)に登場する「鬼太郎が住んでいた家」だそうである。
最初見た時は、園内にホームレスでも住んでいるのかと思ったが…。
こちらは田園調布(東京郊外の高級住宅街として有名)の家。
右写真はその室内。
平屋なので大きくは見えないが、意外と広い。1階の面積は40坪くらいあるようだ(普通の家の2〜3倍)。
高橋是清邸。
右は高橋是清が暗殺された(と思しき)部屋。8畳敷なので広いのだが、余り贅沢な感じはしない。日本人は基本的に質素なのだ、と思う。
ちょっと暗いが、ここは昭和45年頃の居酒屋である。酒が美味そうに感じるのは私だけであろうか。
木造と一升瓶は良く調和すると思うのである。
昭和初期の銭湯。入って左が男湯、右が女湯である。地方によって左右が違うような話を聞いた憶えもあるが。
中は勿論女湯を撮影してみた。こんな機会でないと入れないので(笑)。それでも他に入園者がいなかったから撮影したようなもので、もし人がいたら恥ずかしくてやはり男湯を撮影していたであろう。
見学時間は正味1時間程度しか取れなかったので、余りじっくりと見る暇は無かったのであるが、機会があれば半日くらいは取りたいものである。
【
余話へ】