江ノ島と新林公園


2009年9月27日
 

 東京へは何度も来たし、長期出張も今回が初めてではない。だが、なぜか縁のなかった江ノ島へ、今回初めて訪ねてみることにした。

 関東へ来たら、外せないのは箱根とそして江ノ島である。箱根は昨日行ったので、今日は江ノ島にやって来た。


 小田急の片瀬江ノ島駅。初めて見たが、何だかすごい(笑)。回りの風景と見事なまでのミスマッチだ。












 江ノ島まではこの道を歩いて行く。車も通れるが、島内に入ったところの駐車場に入れなくてはいけない(島内は車では走れない)ので、島民生活の用という以上には余り意味がないいかも知れない。










 9月も末だというのに、ビキニのお姉さん。季節を問わず、いいものはいい(笑)。サーフィンかジェットスキーで遊んでいたようだ。実は海水温度というものは、夏が過ぎてもすぐには下がらず、12月頃までは大丈夫のようだ。とはいえ、曇っていたり風が吹いていたりすると寒いのだろうが。









 近づくにつれて、江ノ島に似合うんだか似合わないんだかわからない建物が見えてきた。最近できたクアハウスらしい。












 さて、今までは遠くから見るだけだった江ノ島に初上陸。













 参道を上がって行くと朱い鳥居。












 その背後には山門、瑞心門(4460)




 奥津宮とその隣にある竜宮の鳥居。何だか鳥居ばかりだ。
















 奥津宮から一旦海岸へ下る。珍しい江ノ島の裏側(?)である。こちら側は絶壁になっているので家も建っておらず、表とは随分と印象が異なる。いわゆる普通の島だ。




















 裏側には岩屋(大きな洞穴)があって、中を通れるようになってはいる(写真中央に橋が見えている)が、有料(しかも高い)のでパス(今考えると。辺りの岩場では弁当を広げる家族連れや、磯釣りの親父がいた。



 再び上って茶店で一服。江ノ島名物の海苔羊羹だ。中に見えている粒々みたいに黒っぽいのが海苔。味は普通の羊羹みたいに甘くない、というよりも海藻の味だな、こりゃ。











 ○○と煙は…、ではないが、ここから見えるアレには是非とも登らなくてはならない(笑)。高いところは好きなのだ。












 江ノ島タワーの回りは庭園になっていて、しかも庭園とタワーの入場料は別、というか、タワーに登るには庭園の入場料も必要である。しかし今度はすんなり支払って中へ。何か、中華風の東屋が出てきた。










 まぁそれはそれとしておいといて、ソソクサとタワーへ登る。左はさっき通ってきた江ノ島へ渡る道、というか橋である。絶景かな。












 これは島の南側。さっきはあの先から海岸へ降りたのだ。





















 オマケのパノラマ。



 江ノ島に上陸してから反時計回りで歩いていたのだが、ここらでちょうど一周。何やら龍の彫り物がある。
 江ノ島は、伝統がある割には色々なものの造りが新しかったりする。それだけ観光客が多く、賑わっているのだろう。










 無事江ノ島を一周したので、帰りは江ノ電で藤沢まで出ることにする。小田急の片瀬江ノ島とはだいぶ趣が異なっているw
 駅前にはかわいい雀(?)


















 藤沢駅からはバスで新林公園へ。行った後で気づいたのだが、バスに乗るほどの距離ではなかった。












 新林公園は茅葺の民家やビオトープを造ってはいるものの、基本的には里山か雑木林をそのまま残したような雰囲気であり、実際そうなのであろう。散策コースは左写真の通りであり、季節が良ければたくさんの昆虫、なかんずくカブトムシやクワガタ類にもお目にかかることができそうである。









 で、ここへ来た目的だが、ごらんの通りアカボシゴマダラ。近年中国から人為的に持ち込まれ、神奈川や東京に帰化してしまったこのチョウの採集が目的だったのだが、こうもあっさり採れるとは。季節もやや外れであることを考えると、もはや随分と繁殖しているに違いない。しかも前回調布で採集した個体と違い、翅の欠けも無い。
















江ノ島には行ったし、アカボシゴマダラは採集できたし。ホクホク顔で藤沢駅まで歩いていると、もう一つ珍しい顔を採集することができた(笑)。こんな所でアルバイトをしていたとは、お懐かしゅう!

 

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