ビーナスライン

2012年9月28日


 いやぁ、天気はいいし道は面白いし。また走りたいなぁ、ビーナスライン。

 長期出張で東京へ持って行ったハヤブサは、持って帰らなければならない。ただ、まっすぐ帰ってもつまらないし、せっかくの土日でもあるので1泊してあっちこっちと考えていたのだが、日曜日がまたしても雨の予報。しかも台風。全く、これじゃあ9月の休みは全滅じゃないか。

 と、ぐちを言っていてもしょうがないので予定は変更。あまりにも大回りになりそうな所だけすっとばして、多少(?)の寄り道はしながら強行軍で帰ることにする。当然、東海道(や東名)は使わない。あっちは混むばっかりで面白くないからね。選択したのは武州街道(R299)から白樺湖、ビーナスラインを通って中仙道で帰るコース。


 宿泊先の立川を朝6時に出発。青梅街道で青梅へ、青梅からは都道53号で秩父手前でR299に合流。
 左写真はT53、名栗の辺りの山の上にあった巨大観音像。後で調べたら、白雲山鳥居観音というらしいが詳細不明。それにしてもいい天気だ、明日が台風とは思えない。文字通り嵐の前の静けさか?









 秩父市内の(たぶん)蒔田でネズミ捕り、対向車のパッシングがあったので事無きを得る。みなさん、助け合って走りましょうねぇ。

 R299をそのまま西に進むと、ちょっとだけ群馬県の南の端をかすめる。国道とはいえ山の中の細い道だが、峠のトンネルを過ぎて群馬側へ下りはじめたところに、瀬林の漣痕というののがあった。曰く、恐竜の足跡らしい。路肩に露出している岩の、下中央から右斜め上へ走っている窪みがそれだ。












 峠を下りたところに、恐竜センター発見。さっそく恐竜と記念写真。


















 記念写真だけで帰ろうとしたら、道の向こう側にいた恐竜ににらまれた(笑)。でも、ちょっと時間が無い。今日はとても長距離なのだ。












 恐竜センターのある神流町の西隣は群馬県上野村、昭和60年8月にJAL123便が落ちた御巣鷹山のある村である。
 岐阜へ帰る道すがらでもあるし、近しい仕事をしていることもあって、一度よって見たかったのだ。もちろん、御巣鷹山の現場には登る時間もないが、写真の通り広場と慰霊塔が整備されている。広場は村のボランティアの人々だろうか、綺麗に清掃されている。縁もゆかりも無い人たちのために、頭の下がる思いである。

 合掌。






 さて、R299を更に西へ。目的は十石峠を越えて長野へ入ることだが、この辺であえなく全面通行止め。実は手前で通行止めの表示があったのだが、とりあえず行ける所まで行こうとした結果がこれである。バリケードは両側を鎖と南京錠で固定していて、移動させることはできない。オフ車でも進入はむりだ。
 それにしても通行止め期間が4月23日から当面の間って、要は雪解けから次の積雪までってことじゃあ?雪が降ったら今度は冬季閉鎖期間に入るので、つまりは一年中通行止め??







 R299の走行はあきらめて、一山南にある県道124号のぶどう峠を越えようかとも思った(ツーリングマップルには「この辺りの峠で一番まとも」と書いてある)が、何となく十石峠に惹かれる思いがあったので、迂回路として指定されている矢弓沢林道を通ってR299に戻り、10時頃十石峠に到着。


 







 峠はちょっとした広場になっていて、展望台もある。














 展望台から見た風景。どれが何の山だかは分からないが、山深いことは分かるだろう。静かな、静かな峠だった。














 左写真は展望台から見た駐車場。奥の白く見える看板の前にあるのがハヤブサ、その前にはCB1300(かな?)が停まっている。右は同じく展望台から長野県側を見たところ。画面左手へ入っていく林道があるが、しっかりとチェーンで通行止めになっている。それにしても本当に静かな峠だった。

 R299をそのまま下っていく。延々と細いクネクネ道が続く。R141に合流して、本来はここから北上して松代の大本営跡を見学(してから松本で一泊)するつもりだったのだが、台風のため南下。少し走ると、すぐにまたR299の分岐がある。R299は、ここから西はメルヘン街道と呼ばれているらしい。




 レストハウスふるさとで休憩。標高1706m。昔のNAなら青息吐息の高度だが、FIなので楽々。













 台風接近の影響が出始めているのか、雲行きが怪しい。予報では、今日はもつらしいが。見えているのは佐久市の方角か?
















 街道沿いには「メルヘン街道」の標識が、標高が100m上がる毎に現れる。ここは標高2100m。どこまで上がるのだ?一番下の三角標識はうさぎのマーク、その下にYACHIHOと書いてある。
















 メルヘン街道の最高地点、麦草峠。2127m。














 メルヘン街道をそのまま行くとR152に合流するのだが、その手前で「→白樺湖」の標識に従って右折。いつの間にやらビーナスライン(県道192)に入っていた。車も少なく(季節のせい?)、それはそれは面白い道だった。機会を作ってまた走りたい。

 で、12:30頃に白樺湖到着。意外と小さい。20年位前、会社の保養所がこの近くの車山にあった。スキーのために泊まりに行った(そういえばそれっきりスキーには行っていない)時に、白樺湖のわきを通ったはすだが、全く憶えていない。記憶にあるのは雪また雪、だけだ。







 白樺湖畔からビーナスラインをちょっとだけ上がったところにある展望台から白樺湖を見る。向こうの山は八子ケ峰?
















 絶景!
 さらにそのもう一つ向こう、富士見展望台(だっけ?)から撮ったもの。左の八ヶ岳の右肩、向こう側に小さく見えているのは富士山。
 景色もいいし、道もいいし、空いている季節なら何度でも来てみたい。














 ビーナスラインを霧ケ峰から美ヶ原へ抜け、これは美ヶ原高原美術館。クラシックカーが何台か入っていったので、何がしかのイベントがあったのかもしれない。













 美術館手前の道から上田方面を見る。

















 上の高原美術館で14時頃。その後は淡々と(ちょっと迷いながらw)ビーナスラインをたどって松本へ(美鈴湖から先は二輪通行止めだったので(怒)浅間温泉へ迂回)。
 松本からはR19で岐阜まで。左写真は道の駅大桑、この時点で18時過ぎ。

 結局帰宅は21時過ぎ、走行距離約530km、走行時間15時間、燃費は驚きの20.4Km/L !ずっと下道だったけど、信号、少なかったもんなぁ。

 ちなみに、翌日は予報通り、午後から台風の土砂降りになりましたとさ。



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