ハヤブサMT琵琶湖と徳山ダム


2008年4月22日

 PONさん主催のハヤブサミーティングが琵琶湖であったので行ってみた。帰りはついでに湛水試験直前の徳山ダムを見学。



 ハヤブサコミュのミーティングが琵琶湖湖畔の道の駅、近江母の郷で実施されたので行ってみた。

 家からは1時間ちょっとの距離、集合は9時半だったのだが所要時間を読み間違えて9時前に到着。
 一番乗りかと思ったがさにあらず、既に冒頭写真の台数のハヤブサが集結済みであった。最終的には100台前後のマシンが集まったらしく、さながらハヤブサ展示会場の様相を呈していた(笑)。

 
 会場では、同時にハイパーバイクの取材もあった。
 実は前日に、名古屋港でもハヤブサミーティング(私は所要でパスした)とハイパーバイクの取材があって、その時は数台程度の規模だったそうである。

 昨日と今日で半々なら取材も楽だったのに、と担当の方がボヤいていたw

 実は、私も取材を受けてちゃっかり雑誌に載っていたりするのである。


 
 今回集まったハヤブサで一番目を惹いたのはこのマシン。 

 なんとオオニシヒートマジックの4本出しマフラー装備である。サイクロン号みたい。











 そしてこちらは巨大戰艦、B−KINGの4連装波動砲マフラーである。同じくオオニシヒートマジック。



 ハヤブサミーティングは、当初予定していたマスツーリングがキャンセルとなった(100台集まっては収拾がつかんわなぁ。良い判断だったと思う)ので、午前中にてお開き。
  まっすぐ帰宅してもつまらないし、折角天気も良いので、ツーリングをして帰る事にした。目的地はちょうど湛水試験開始直前となっている徳山ダムである。

 徳山ダムへはミーティング会場の米原から北上して木之本へ。木之本からはR303で岐阜側へ抜けるコースを取ったのであるが、数年前までは獣道同様であったR303が、一部区間を除いて快走路となっていることに驚いた(注:その一部区間も2008年秋にはバイパスが開通したようである)。

 岐阜側に抜けたらR417を北上するのであるが、これまた徳山ダムの付け替え道路となった関係か、藤橋城以北は快走路である。

 これが徳山ダム(徳山湖)の最深部である。
 湛水して間もないため、木がまだ生きている。


 道路も綺麗なのはここまで。ここから奥は知る人ぞ知る、冠峠越えで福井へ至る道であり、ハヤブサで行く道ではない。かつてそうとは知らずにカタナで迷い込み、大いに冷や汗をかいたのは内緒である。






 今度は来た道を戻り、徳山会館の奥の道へ行く。行止まりの看板が出ていたが、そう書いてあれば尚の事行ってみたくなるのは人情である。

 ごらんの通り、ゲートが出てきて行止まりとなった。道自体もここから見えている範囲で造成が止ってるようである。

 後から知ったのであるが、この道は元々、水没を免れた徳山村内唯一の集落、門入へ至るための道路として造り始めたのだが、何らかの理由で中止となったらしい。
 その代わりに、徳山会館から集落・林業関係者のみ限定で連絡船を出すことになったようである。





 これが徳山会館近くの湖面に浮かぶその連絡船である。わかるだろうか。
 この他に門入へ至る方法としては、西側の坂内村からホハレ峠を徒歩で越えて行くルートしかない。現代日本に残された数少ない秘境、と言ってしまえば失礼かもしれないが、そうであるが故にまた好奇心をくすぐられるのも確かである。いつかホハレ峠を越えて門入まで行ってみたいものである(後日、坂内村側からホハレ林道をたどって峠までは到達した)。

 そしてこれが貯水量日本一を誇る徳山ダムそのものである。

 申し分けない、私の写真の腕ではその巨大さを十分表現することができない。
 百聞は一見に如かず、興味のある方は一度御覧になるとよい。とにかく、唯々巨大である。









 

 ここで徳山ダムの是非は問わない。
 だが、技術者にとっては十分にチャレンジングなプロジェクトであったろうことは想像に難くない。


ハヤブサ ツーリング記録へ