ETC/ESM取り付け
2013年5月5日


 ETCはともかく、ESMって何だ???


 休日1000円はとっくの昔に終わったとはいえ、それでもETC割引は馬鹿にできない。有料道路での支払いの手間も省けるし、前々から欲しかったのだが、ご存知の通りバイク用の新品を取り付けると数万円はする。そんなに支払っても元が取れるほど走るとも思えないし、出張はあったし、それやこれやで延び延びになっていたのだが、ようやく手頃な中古品を入手することができたので、付けることにした。ついでに、以前から買っておいたヤフオク品のESM(Electric Support Mesurement、逆探知装置。レーダー探知機のこと)も一緒に、である。



 配線図はこれ。
 メインキーの系統から分岐して、キーONで電源が入るようにする方法もあるのだが、
  (1)元々の系統に手を加えたくない(復旧しにくくなる)
  (2)素人工事の系統がリークなどでパンクすると元の系統に影響を与える
という二つの理由から、バッテリから直結の独立した系統とし、途中にスイッチを設けることにより電源のON/OFFを行うようにした。(とはいえ、切り忘れが心配…)






 ESMの搭載位置はここ、速度計の上。ウレタンとゴム板で高さと角度を調整してある。両面テープで接着。
 電源は本体の右後ろから出ていて、パネルの裏へ入れてある。












 ETCはアンテナ分離型を使った。振動対策としてゴム板の上に載せ、両面テープで接着。場所は右ハンドルの前方でインナーカウルを外した内側、インテークダクトの上である。ここなら直接には雨はかからない。
 配線は水滴対策としていったん下へ垂らしてから持ち上げ、ESMの配線と一緒に画面左下へ。














 ちょっと分かりにくいが、アンテナからの配線はいったん立ち上げ、アクセルケーブルを留めているクランプで共締め。













 チョークのワイヤにタイラップで固定した後、カウル取付のステー(画面中央やや下の黒い丸ゴムの付いた部品)の下を通して車体後方(画面左)へ。












 上から見るとこんな感じ。














 ウォーターポンプの後方、横フレーム上にゴムホースを留めるクランプがあったので、そこへタイラップで共締め。ここから配線を立ち上げていく。












 分かりにくいが、立ち上げた配線は燃料タンク後方を固定している金具の穴をりようしてこれまたタイラップで固定。














 余った配線は切らずに(アンテナからの配線、信号ラインは切らないのが原則。今回は、手抜きでESMの電源ラインの配線も切らなかった)丸めて両端をタイラップで留めて、












 バッテリ前方とフレームの隙間に押し込む。
 おさらいしておくと、ココまで来たのはETCの信号ラインとESMの電源ライン(+、−とも)。












 さて、スイッチはここ。左後方、手掛けの部分。モノはデイトナのユニバーサルスイッチ、品番71779。水滴進入防止のため、配線を下へ傾けるのはお約束。












 カウルをつけるとこんな風に隠れてしまう。














 スイッチの配線は50cmくらいあるのだがこれまた切らず、余った分は前方のフレームへぐるぐる巻きにしてタイラップ留め。













 ETC本体はシート下、ECU(エンジン・コントロール・ユニット)の上に搭載する。まずは振動対策でゴムを両面テープで貼り付け。

 ETCはタンデムシート下の空きスペースへ搭載する方法もあるのだが、それでは物が入りにくくなるのでこの位置とした。











 ゴムの上に電磁干渉対策でアルミテープを貼り付け。ETCの電磁波でECUの誤作動が起こったりしたらシャレにならないので。念には念を入れる。













 取付後、右やや前方から見たところ。カードはタンデムシート下から入れる。10mm厚のウレタンを入れて、後ろのフレームをかわしている。固定はすべて両面テープ。












 このように、カードの差込口だけタンデムシート側に出る。












 この後は(写真撮り忘れ)最初の配線図通りに、新規購入した電工ペンチとエーモンの圧着端子を駆使して配線。

 試験走行は近所の自動車道路で。結果は良好、でした。さてこれで、九州まで日帰りで行けるかな。


《6/15追記》
 さて、読者諸賢は既にお気づきのことと思うが、上の工作では、手元(ハンドル側)で電源のON/OFFを知る手段が無い(ESMは太陽電池でも作動するので、アテにはならない)。ということは、年のせいか(間違いなくそう)めっきり物忘れが激しくなった昨今、ONのまま放置してバッテリを上がらせてしまう可能性も大いにある、というか、やってしまった(汗)。消費電力なんか高々しれているので、元気なバッテリだったら多少はどうということはないのだろうが、何と言っても付いていたのは6年モノ。1〜2時間の放置でご臨終となったのである(これが後日のバッテリ交換につながる)。




 で、スイッチのON/OFFに連動するようにLEDを付けてみた。防水ものはなかなかなく、これはエーモンから出ている商品である。本体は白だが、目立たないように回りを黒く塗った。












 取付位置はここ、右インテークダクトの内側側面、ETCアンテナのやや後方である。配線ルートはETCと同じ。写真は電源ONの状態であり、青く光ってるのが分かるだろうか。
 とりあえずはこれで電源切り忘れも減るだろう。

オマケ:いっそ光る防水スイッチ、と思ったのだが、よさそうなものが見つからなかった上に、取付スペースもあまりとれず、今回は見送り。今後の課題だな。







《2014.8.11追記》

 当初、アンテナは右インテークダクトの上に設置したのだが、5割近い確率で通信不良(ゲートが開かない)が発生。いちいち出口で止まっていては何のためにETCを付けたのかわからないので、スクリーン下中央へ移設した。
 雨中走行でも水滴がからないのはESMで実証済みだが、この位置は微妙に凹となっているのでそのままでは取り付かない。しかたがない(?)ので防振台代わりのゴム板に乗せ、アンテナ本体とゴム板は両面テープで接着。ゴム板はアンテナ本体よりも大きめに切っておき、アンテナから飛び出した部分を凹に沿って曲げてこれまた両面テープで接着。この位置だとフロントカウルを取り外す時(ほぼないが)にアンテナも取り外さなくてはいけないのであまり付けたくなかったのだが、通信エラーを起こしていては仕方がない。試験で近所の有料道路を走ってみたが、結果は上々だった(最初に付けた直後も上々だったんだよな・・・)。なお、ESCはアンテナの後方に、変わらず取付可能だったことを付記しておく。



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