SWAGE LINE
2007年4月8日
スウェッジラインのメッシュホース。見た目も性能も価格も満足の一品である。 |
ヘタクソには良いブレーキシステムを、ということで、ブレーキホースをノーマルからメッシュに交換してみる事にした。
色々とメーカはあるようだが、調べた限りではスェッジライン、グッドリッジ、アールズの3社が比較的メジャーなようである。この他、ヨシムラ
スピードフローという商品もあるらしいが、ヨシムラのHPには載っていなかったこと、他のHPからはどうやら値段が馬鹿高いことからパスとした。
検討の結果、スェッジラインとしたのだが、その理由は
@ハヤブサではどうやら主流である
Aフィッティングの形状が美しい
B某オークションで安かったうえ、ブレーキブルードとエア抜きチューブのオマケ付きである
である。
ホースの取り回しはノーマルと同じh型、フィッティングはアルミの青/赤とした。これがまた美しい色なのである。ホース自体の色は目立たないように黒を選択した。
後日、ブレーキマスターをニッシンのラジアルポンプに交換する計画なので、ホース長は20mmロング、マスター側バンジョフィッティングは20°のものを購入した。通常、セット物の場合はホース長の変更には応じてくれるが、フィッティングの変更は不可である。本来であればフィッティングの追加料金として2000円程が必要になるのであるが、たまたま購入したWeb
shopは追加料金無しで対応してくれた。
取り付けは1日かけて慎重に、ゆっくりと行う。実は、ブレーキシステムを触るのは生れて初めてである。
ブレーキフルードは塗装を剥離させる性質があるので、取扱注意である。こぼしたフルードをすぐに洗い流せるように、足元には庭用の散水ホースがスタンバイである。
ノーマルマスターのフルードを油注しで抜く。
ブレーキレバーを数回握り、握り込んだ状態でゴムバンドを使ってレバーが戻らないように固定。キャリパのブリードを緩めてフルードを抜く。
この時に、ブリードに接続したビニールホース(内径5mm)の方端には、握ってつぶした油さしの先を接続しておく。ブリードを緩めると油さしが膨らもうとしてキャリパ内部に負圧がかかるので、フルードが抜けてくる。高価なエア抜き工具や、ややこしいシャンプー容器の利用なぞしなくても、これで十分。
これをマスターから遠い左キャリパから行い、抜けるフルードが減ってきたら右キャリパへ移る。
十分フルードが抜けたらあとはノーマルホースを外し、メッシュホースに交換するだけである。
フルードはさっきと同じ手順でエア抜きをし、レバーに手応えが出るまで繰り返す。
初めてにしては上出来、かくしてメッシュホースがハヤブサに装備されたのである。