Pro GRIP

2007年4月8日


 格好良く見えたかったのでつけてみたかったのである。その結果は…

 某ホームページで青いハヤブサに付いているのを見た。
 格好良かったので、換えてみたかったのである。ハヤブサも既に走行24000mile(約38400km)、グリップのゴムもだいぶ擦り切れてきた(ような気がする)し…。

 安いとは云え走りに直結する部品ではないので、購入は慎重である。巧みに浮かせた出張旅費でPro GRIP 724TYPE(黒/青)、1680円を購入した。
 
 グリップの取り付けには接着剤が必要になるのであるが、プログリップに溶剤系はご法度である。推奨はエポキシ系接着剤であるが、デイトナから出ている専用品は2100円もするので、ホームセンターで二液式、速乾性を購入、298円である。

 取り付けは至って簡単、先ずは右から。
 バーエンド(ネジはとても固いのでナメるな注意)を外して、グリップとカラーの間にドライバを入れて隙間を作り、CRCを吹き込む。右側は接着されていないので、1〜2分の格闘の後、あっさりと取れる。外したグリップは当然予備として取って置く(貧乏性)。
 ノーマルのカラーにはグリップの固定及び滑り止めの為に突起が付いている。こいつを削ってしまうとノーマルには戻せなくなるので、そのままグリップを入れることにする。しかしそのままではスイッチボックスとグリップの隙間、バーエンドとグリップの隙間から白いカラーが見えてしまい、イマイチしまらない。仕方がないので見えている部分だけ、黒の模型用ラッカーを塗っておく。

 左側も基本的に取り付け方法は同じであるが、こっちは接着材が付いている分だけちょっと面倒である。
 バー側に残った茶色の接着剤のカスは、模型用シンナーで拭くとあっさりとれた。あとはバーへエポキシ接着剤を塗って、グリップを強引にはめるだけである。5分くらいの格闘が必要だったが…。

 
 さて、某ホームページで見た時は格好良く見えたのだが、実際につけてみるとイマイチである。
 また、プログリップはジェルの効果で振動を抑制、というのが謳い文句なのだが、これとて純正から変化無し。
 結局、見た目がチープになった分、失敗かなぁ。ハヤブサにチープな部品は似合わないとつくづく納得。


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