チョウトンボ
2011年7月22日
 

  チョウトンボ見たさに、東京目黒の国立科学博物館付属自然教育園へ行ってきました。


 チョウトンボ。トンボにしては幅広で、美しい濃紺の羽をもつこのトンボは、別に珍しい種類ではないのだが、家の近所にいるわけでもない。子供向け図鑑の表紙で初めて見て、その美しさにかねてより採集したいと思っていたのだが、東京目黒にある国立科学博物館付属、自然教育園へ行けばそれがいるという。
 もちろん採集はご法度であるが、それでも実物を見て、生息環境を知るだけでも随分と採集の助けになる。

 で、出張のついでに時間を作って(またかよ)行ってみることにした。真夏の炎天下、スーツ姿のネクタイで森の中をあるくのはちょっとどうかと思いもしたのだが。


 自然教育園の管理棟。園内の広さは6万坪(ピンとこない)、この辺り一帯は白金台地というらしい。
 明治以降、所有者は変わってもいずれも役所がその持ち主であったことが、土地が分割されずに残った理由だろう。












 園内を時計回りに歩き、折り返したところの池で見慣れないトンボを発見!













 間違いなくチョウトンボである。幅広で濃紺の羽が分かるだろうか。

















 飛んでいるところを撮ってみた。
 飛び方が、とてもトンボとは思われない。ヒラヒラしているところは、チョウに似ていなくもない。だからチョウトンボなのだろうか。









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