護衛艦あきづき 防空駆逐艦秋月から3代目は、やはり防空駆逐艦だった。 秋月、といえば長10cm砲、連装4基8門を装備した帝国海軍の防空駆逐艦だが、本艦は「秋月」ではなく「あきづき」。海上自衛隊の汎用護衛艦(DD)、それも2代目である。ただし、防空能力を強化した艦、という目的は異ならない。 【余話2013へ】
2013年8月3日
と、能書きはこれくらいにして。
8月の3日、4日と名古屋港で一般公開をされたので見に行ってきた。
まずは、大きい。
護衛艦といえば(個人的には)3000トン程度のイメージだが、あきづきは5000トンもある。
艦の全体像。前部甲板で火の手が上がっているのは、VLS(垂直(ミサイル)発射システム)からミサイルを発射しているところ。
艦橋上部にはFCS−3A、フェイズドアレイアンテナのカバー。
前甲板にはVLS(Vertical Lunched System)、垂直ミサイル発射装置を装備。装填数は24発、だっけ?
5インチ砲。単装1基のみ。砲塔が以前の丸みを帯びたものから角ばったものへと変わっているのは、ステルス性の考慮か?
5インチ砲左舷側から艦橋を振り返る。FCS−3Aは左右両舷に、また、CIWS(だっけ?要は艦艇搭載近接防空用のバルカン砲)が中央に見える(白いヤツ)。
こうしてみると、砲熕兵器(ほうこうへいき、弾丸の出るヤツね)は少ない。
艦橋下左舷側。外板がベコベコ。位置が高いことから波浪に叩かれたとは考えにくく、アルミ溶接に不慣れなため出たものだろう。ちなみに、手すりに隠れてなんだか良く分からないが、奇妙な形のアンテナが見える。
煙突と、HFアンテナっぽいもの。
SH−60K、対潜ヘリコプタ。
60Kのメインローターの先端。けっこう複雑な形状をしている。
あきづき、後ろから。
艦体中央部構造物。
艦橋。
前方から。
という訳で、暑いさなかにハヤブサで1.5時間かけて行って、1時間かけて見てきたわけだが、そこにいたのが
幸せそうなカップルと楽しそうな家族連れの他は、大きなカメラ持ったいかにも、なオタクオヤジだったのは内緒である。