スズキRIDEフェスタ


2015年8月8日
 

 良いよ!GSX−S1000!!


岡崎市のキョウセイドライバーランド(手荒く山の中。しかも細ーい急勾配を上がっていくと、突然現れる)でスズキRIDEフェスタ(要は試乗会)が開かれるというので行ってみた。お目当ては新型のGSX−S1000と、そろそろ軽いバイクも試してみたい(ハヤブサは重いのだ、年には勝てない)ということでGSX−R600である。
(年ならなぜすっ飛ばして走るGSX−Rなのだ?という突っ込みは無し)
ちなみにコースは、通常の自動車学校よりもずいぶんと広く、車のジムカーナくらいは軽くできる広さがある。




まずはGSX−R600。ちなみに、乗っているのは私ではない。
念のために申し添えておくが、私はもう少し細長く、この車種なら足は両足かかとまでべったりで更にひざも若干曲がる。
ざれごとはともかく、インプレ。
私もいい年なのである。そろそろ軽い600の方がいいかなと思ったので乗ってみた。確かに軽い。エンジンはどこまでも回る、というか、回っても回ってもイマヒトツ。
トルクが無いのはギヤが高いせい?と思って2速へ落としてみたがやっぱり回るだけ。600というのはこういうものかと。
峠で高回転を保ってクルクル回れば楽しいかもだが、ツーリングには非力。
うーん、ちょっと残念。ポジションはいい。最新型の、青ボディでサイドにSUZUKIと書いてあるデザインもよし。
ほんとに軽いのが欲しくなったら、選択肢にはいるかもしれないが、今はまだいい。





さて、お次は本命のGSX−S1000F。Fがカウル付き、カウル無しはFが付かない。
ちなみに、またもやモデルは私ではないので念のため。
このGSX−1000F、デザインがイマヒトツ(鯖みたい。いやいや、鱸か?(笑))だが、実物は写真で見ているよりはマシ。特に青は綺麗な発色をしている。
174cmの私には、ポジションはばっちり。シートに座って上体は立ったまま、手をのばしたところにハンドルがある。こりゃぁ、ツーリングには最適だなぁ。エンジン?さすが、08タイプとはいえ、元はGSX−R(公道ではGSX-R史上最速と言われた年式)。元気のいいエンジンで早い早い。
マッタリ長距離ツーリングもよし、そのまま山道でちょっと飛ばすのもよいマシン。フラットダートを含んで道を選ばないツーリングならTL1000かもしれないが、途中で出くわす峠でちょっと飛ばしたい、あるいはそんな気持ちにさせてくれるのはこっち。
いマシンじゃないかな?ただし、尻尾が小さいので、どこまで荷物がのるかは不明。ちょっと厳しいかもしれない。せっかくツーリング向きのマシンなのに、これは惜しい気がする。
比較でカウル無しにも乗ってみたが、フィーリングもポジションも同じだった。
街中メイン、ストリートファイター系が好きならカウル無し、高速ツーリングに使いたいならカウル有りだろう。


この後、GSX−Sとの比較のためにバンディット1250に乗ってみた。
エンジンの振動はこっちの方が大人しい、ポジションも楽。シートも大きいので、GSX−Sよりは荷物が載ると思う。但し、GSX−Sみたいには熱くさせてはくれないので、まったりツーリング向きかもしれない。

【まとめ】
ちょっとスズキのツーリングマシンをまとめておく。
積載性ならバンディットかTL。TLは道を選ばないが、さりとて足つきが悪いので私的にはイマヒトツ。(ダートに入れるマシンだが、足つきが悪いので入りたくない)
GSX-SはカウルつきのFがお勧め。意外とツーリングマシンだが、積載性はタンデムシートの面積から疑問符が付く。
テント泊を含む長距離ツーリングなら、積載性の観点から、
TL1000>BANDIT>GSX−S

熱く走りたいならその逆かな。
日帰りツーリング主体なら、GSR750でもよいかも。

ハヤブサは何にでも使えるので、OK。
ということは、TLみたいなダートをあきらめれば、ハヤブサが最強?でも重いんだよなぁ。


余話2015へ