木曽川背割堤
2014年4月6日
 

  背割堤といって、木曽川と長良川の間には、ごらんの通り細長い堤が築かれている。もちろん、双方が合流して氾濫するのを防ぐためだが、あまりにも細い(地図上は)ので、一度行ってみたかったのである。


 
スタートは岐阜県道31号、長良川を渡る長良大橋の左岸堤防から。
適当に河原へ降りたら、羽島市小熊町のあたりで、一面の菜の花。
向こう側に見えているのが長良川左岸の堤防道路、気温はやや低いものの天気は上々。ここまでは…




長良川沿いに南下していくのだが、途中、強風が吹き出した。ここらは春先、とても強い西風が吹くので、堤防の上にいると下まで落とされてしまいそうな勢い。とてもじゃないがバイクで走れるコンディションではなく、泣きそうになりながら堤防の下(堤防が風除け)へ避難。しばらくは下を走る。


風もやや落ち着いて(まだ油断はできない)、再び堤防の上へ上がったところでゲート。
位置的には羽島市から海津町へ入ったところだ。
昔は自由に通れたとか、ダートだったとか(ネットで知った後知恵)だが、今ではごらんの通り。
全線舗装で、この先、木曽三川公園のタワーの辺りまで封鎖されているらしい。うーん、残念。




ゲートの脇は甘いので抜けられないことも無いが、「警告」の文句は厳しいし、花見シーズンで人目も多いので無茶はしない。大人だもん。




とりあえずゲートの向こう。ここは桜の名所でもあるのだ。徒歩なら入ってもいいみたい。




せっかくなので少しだけ遊んでみる。
登りきれず、久々の転倒。とはいえ、ゆっくりと倒したのでケガは無し。
バイクはこのあと起こして、ゆっくりとバックで斜面の下へ移動。場所を変えて再度斜面を登った。
今、写真で見ると大したこと無いように見えるけど、実際には3mくらいの高低差があった。
斜面に対して斜めに入ったのが敗因かな。




帰りに見た巨大な桜の木、二本。
羽島市下中町の、防災ステーションのあるところの木曽三川公園。
分かりにくいが、二枚目の、木の右下にあるポチッと赤いのが人。一枚目も同じくらいの大きさ。
これだけ巨大な桜は、ちょっと他には無いのではなかろうか。
向こうに見えているのは木曽川。






堤防の反対側(西側)にあった鳥居と小さな社。面白い風景だったので、ジオラマ風に撮ってみました。




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