中腹林道
2013年5月2日
1年ぶりのKDXでのツーリングは、またもやKDX氏とである。行き先は付知、中腹林道。それから、王滝村へ抜ける三つの峠へのチャレンジもオマケで追加したのだ。 |
岐阜県の付知(中津川市)から長野県の大滝村にかけて、北から順に鞍掛峠、白巣峠、真弓峠と三つの峠がある。いずれも山深く、ダートだと聞いていたのでかねてより行ってみたいとは思っていたのだが、何となく億劫でもあり放っておいた。というのも、これらの峠はいずれもゲートがあり、抜けることができないからだ。
GW中日の平日(我社はこの年、10連休w)、KDX氏から付知の中腹林道を走らないかとの誘いがあり、それならばついでにとこれら峠にもチャレンジしてみることにした。
地図上、加子母のスギのあたりから右下にかけてR257と平行に走っているのが中腹林道である。総距離20kmほど、フラットでややガレてはいるが、ダートは堪能できる。が、サスのイカレたKDXではちょっとつらいのも確かだ(苦笑)
さて、それでは左上から順番に。
黒谷林道入口である。写真では分かりにくいが、ゲートは路肩まで厳重に固めてあるので、KDXで入ることはできない。ちなみにここは、白草山の登山道入口にもなっている。
ゲートの位置から見下ろしたところ。写真下右へ入っていくのが黒谷林道入口。
同じく右下のKDXの向こうに2本、舗装路が見えるが、いずれもチェーンで封鎖されている。標識では「→萩原」となっていたが、地図には載っていない道である。はてさていったいどこへいくのやら。
これはやってきた方を向いているのだが。
「→萩原」とあるが、前の写真の位置で行き止まりになっている。しかし、何のための標識なんだろう?
右後ろへUターンっぽく回り込むのが鞍掛峠への道だ。
これが鞍掛峠へのとば口。
入口から10分余り走ったところでゲート。脇までしっかりと固めてある。
ゲートがあって抜けられないのは知っていたが、せめて峠までは行けるものだとばかり思っていた。それが何と、こんな手前(地図参照)で止められるとは。
あきらめて白巣峠へ向かう途中、高樽の滝前にあった牛首谷林道、傍らの杭に自動車道と書いてあったが…?
白巣峠へ向かう途中、ランプの宿(電気が来ていない、携帯も使えない)で有名な渡合(どあい)温泉に到着。この日、ここに至るまでのダートが一番走りやすく、面白かった。ただ、奥に温泉があるせいか、意外と車が多い。
だがしかし、1992年版の道路地図を見ると、ここまで路線バスが走っていることになっている。普通乗用車1台分の道幅しかない(しかも凸凹ダート)なのに、どんなバスが走っていたのだろう…
白巣峠へは渡合温泉から少し戻ったところにある分岐を山の方へ…なのだが、分岐したとたんにゲート。峠までまだ直線でも3kmはあるというのに…
そして、更に戻って真弓峠方面へ分岐、したとたんにゲート。もはやげっそりである。
岐阜県民、お役所とは思えないねちっこさ、いったい何があったのだろう。峠まではまだ数キロの道のりである。
この後、時間はまだあったので恵北林道に突入。だが、ここも既に全線舗装済み。中腹林道と渡合温泉の長いダートを走ったはずなのに、なぜかちょっと思いの残る一日だった。
次回は、王滝村川からチャレンジするか!?