県道52号(その3)亀尾島川を下る


2008年5月27日


  郡上と板取を結ぶ、板取街道と呼ばれている県道52号は、路肩崩落のため長らく通行止めとなっているのだが、バイクならば通過できるとの情報もある。そこで、現状を確かめるべく行ってみた。

 内ケ谷トンネルを西へ抜けるとちょっとした広場(駐車場?)があり、そこに内ケ谷治水ダム事業計画概要図があった(今回はこの地図を参考)。この辺りにダムの計画があるようである。
 図には県道52号の旧道もしっかり描かれているようであるが、どこまで正確なのだろうか。

 
 内ケ谷1号橋手前の標識である。今日はゲートは開いている。県道52号は右、直進は2km先で行止まりである。

              が、県道52号方向は厳重な通行止め。













 
 それもそのはず、この通り。2年程前までは写真右手の側溝部分が健在で、バイクまでなら通れたようなのであるが、今では不可能である。(崩落箇所の右手は沢になっており、徒歩でも通過は怖いのである)



 しょうがないので開いていたゲートを通過し、標識で行止まりとなっている亀尾島川左岸を下りてみることにする。
 
 妙に広くてフラットなダート、頻繁に走るダンプ。オマケに、地図には無い瀬戸トンネル(冒頭の事業計画概要図にはある)。
 ほぼ終点まで行き、ようやく気付いた。ひょっとしてこれは内ケ谷治水ダムの工事用道路ではないのか?

 最初に開いていた内ケ谷1号橋手前のゲートは、今日がダム工事のある平日なので開いていたのではないだろうか?もしそうであるならば、休日に郡上側から来た場合、内ケ谷1号橋でUターンとなる。







 
 戻る途中で、右岸へ分岐する道へ行ってみた。











 こちらも程無くして工事中のため行き止まりであったが、ひょっとしてこの道が先日相生側から北上した時に崩落していた道 とつながっているのではないか?


 行く手を阻まれては如何ともし難く、亀尾島川を下るのは諦めて最初の内ケ谷1号橋の方へ戻る。
 本来であれば冒頭の崩落があり、板取側へはこれ以上進めない(?)と思われるのだが、幸いゲートのこちら側にはほぼ完成状態の迂回路ができている(事業計画概要図左上の内ケ谷1号橋を南へ渡ったところから県道52号側へ、概要図では表現されていない道が付いているのである)。
 そこを通って更に板取側へ進むことにする。


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