ステムベアリング交換記
2015年5月3日
走行距離43594.6km
だいぶ更新をサボりました(2016.11.23)が、最近ちっともKDXで遊んでいない。
いきなりだがバラバラ(笑)。ここまでバラすのに、特に問題無し。ハヤブサに比べれば、KDXなんて簡単なのだ。
ところで、フロント回りに部品が付いていた時には感じなかったのだが、メータやヘッドライトを外すと、途端にステアリングの動きがカックンカックンになった。いかに部品がステアリングのスムーズな動きを妨げているか、だね。
ステムナットが固かったので、モンキーレンチを50cmくらいの塩ビパイプに突っ込んで延長、何とか回した。
で、問題のステムベアリング。グリスが切れているので、バラしたとたんに半分くらいはどんぐりころころ状態、どこかに行ってしまった。
実はステム、我が家にやって来た時から、制限速度+くらいで走っていると、わずかにフロントが左右に振れる癖があったのだ。ステムベアリングが原因、と分かってはいたのだが、なんとなくここまで引っ張ってしまった(苦笑)。
で、レースと鋼球、それからこの上に載るコーンを新品に交換。鋼球はバラバラなので、グリスの海に埋め込む感じ。
ステム下側のレース。これは、マニュアルでは「レース上側のツバ(飛び出てる)の部分を、上から貫通ドライバで叩いて外す」となってるが、ツバ、なんて写真の通り無い! 全くもう、カワサキの仕事ときたら。
仕方がないので部品は準備したが、取り外しは諦め。外すためには、ベアリングプーラーが必要みたい。洗浄して、よしとした。
ステム下側のベアリング。これも外れなかった。というか、無理して破壊して、にっちもさっちもいかなくなると困るので、そのままとした。部品は準備したんだけどね。
そのまま、とは言っても、一応、パーツクリーナで丹念に洗浄してグリスアップ。
あとは復旧、しただけ。ステムの、フックレンチが必要なところは、貫通ドライバとハンマーの組み合わせでトントンと。トルク管理もなにもあったもんじゃないけど、ステアリングは随分とスムーズに回るようになりました。
ハヤブサのステムベアリング交換に向けて、良い予行演習でした。